ダンスの発表会、子供にどんな衣装を着せたらいいのか…
親世代ではヒップホップ自体になじみの少ない方も多いのではないでしょうか?
そしてダンスの先生方も年に数回と行われる発表の場、衣装に悩んでませんか?
そんな方に本記事では曲調や曲の時代・雰囲気にスポットを当てたコーディネート、スタイルを身に着けるだけでヒップホップっぽくなる定番の靴や小物もあわせて紹介したいと思います。
ちなみに私、もともと美容師。
現在は舞台・照明・音響を生業としているので多くのダンス発表会に立ち会っています。
HIPHOPコーデ
まずは男の子向け。基本はベタな組み合わせを紹介しています。
そこから、派生したスタイルを提案していきます。
ボーイズ
最近流行りのスタイル。
80年代にUSのラッパーが好んで着ていた古着感たっぷりのジャンパーをオーバーサイズで▼
画像はセットアップですがボトムをタイト目のものに変えてもメリハリが出て良さそうですね。
曲調も最新のモノからオールドスクールなモノまでオールマイティ。
ボーイッシュなスタイルでも良いのなら女の子が着ても様になります。
子供っぽさを強調するなら
サロペットにネルシャツを合わせるのがスタンダード。
サロペットはデニムでも◎
ネルシャツとの色の組み合わせで幾通りの雰囲気にも。
オールドスクールな曲には
ブレイクビーツを基調としたオールドスクールな曲調にはラインジャージや少し古い雰囲気のKANGOLハットを合わせてみる。
ジャージのみだと締まりませんが、ハットをかぶることでグッとヴィンテージな雰囲気に。
ギャング & ダーク
ギャングや悪さを感じさせるなら
上下共に、とにかくダボダボなオーバーサイズで。
ボトムにデニム、上のインナーにタイトな無地のノースリーブ、上から柄シャツを合わせてみてはどうでしょう。このコーデのキモはダボダボなサイズ感です。
スポーツ系
ヒップホップにおいてスポーツといえばNBA(バスケットボール)のジャージ▼が良く使われますが
ここでは、あえて外してNFL(アメフト)のジャージをチョイス▼
これに、またもや逆にNBA(バスケットボール)のプラクティスパンツを合わせる▼
更にさらにラインの入ったソックスを合わせると統一感が出てGood!▼
ソックスの丈はハイではなくミドルくらいの中途半端な方が愛らしさが出るかも。
ここでちょっと余談
NBAのカラーコーディネートを取り入れてみる?
上でも話しましたが、NBA(アメリカのプロバスケットボールリーグ)のユニフォームなどは昔からよくヒップホップファッションに取り入れられてきました。
そこでここではNBAのユニフォームをいくつか紹介したいと思います。
カラーコーディネイトの参考にしてみてはいかがでしょうか?
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以上、特徴的な色使いのモノをあつめてみました。
続いて女の子向け。
ガールズ
流行りは韓流アイドルっぽいスタイル
上がオーバーサイズで下がタイトなら、それらしく見えます▼
チアガールのテイストが入っても割とそれっぽい▼
ダンサー感を出すなら
ヘソ出し、上をタイトで下をダボ目に▼
片足をまくるのも”ぽい”
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2000年代の曲だったりすると片足をまくり上げるスタイルが流行ったりもしたので、それっぽいです。
スポーティーに
▼のように大きめのバスケのユニフォームをワンピースのように着たり
ウィンドブレーカーのセットアップも動きやすさと舞台映えがします▲
テンポの速い曲にどうでしょう?
ミリタリーやワークも女の子なら映える
男の子だと少し野暮ったい感じになってしまいがちですが、女の子だとミリタリー(軍服っぽい)やワーク(ペインターパンツなど職人が着用していたような服)を取り入れたコーデはキまると思います。
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固いイメージからゴリゴリのヒップホップに。
靴・シューズ・足元
次は足元。たいていは定番を履いていればヒップホップであることを強調できますが、少し高価なので合わせて定番っぽくみえる安価なモノも紹介。
ダンスについては素人なので、履きやすさや踊りやすさは考慮していません。
よりヒップホップ感といった目線で提案します。
定番
コンバース オールスター
上がコンバース、下がチャンピオンのモノ。
合わせるのはデニムハーフパンツなど硬いイメージの素材。
スポーティなものと合わせると少し浮いた感じに。
ナイキ エアフォース 1
上がエアフォース1。定番はローカットのホワイト×ホワイト。
少々、値は張りますが定番中の定番なので1足持っててもいいかなと思います。
右は似たようなデザインですが半額以下で購入できるエバノン。
ブーツにティンバーランドの6インチ プレミアムという、これまた定番中の定番がありますが、さすがにダンスには向いてないかな、ということで参考までに画像だけ置いときます。
小物
身に着けているだけで、グッとおしゃれに。
ヘアバンド
女の子も男の子もヘアバンドを使って前髪をあげると顔もよく見えるようになるので表情をアピールしやすくなります。
照明の観点からみても顔に光があたるので目立ちます。
あわせて▼みたいなモノを使うと更に映えると思います。
バンダナ
頭に巻いたり首に巻いたり。90年代のカラーギャングがやっていたスタイルでもあります。グッとワルっぽく。
カラーが豊富なのも魅力。
他にもドッグタグというネックレスみたいなモノやサングラスをおすすめしたかったのですが危険かなということで、こちらも参考リンクのみ。
練習着
ここからはダンサーたるもの練習でもオシャレをということで練習着を紹介。
ですが、練習は練習。
動きやすいものから紹介。
ハーフパンツにTシャツ
踊りやすさを考えるなら、やはり▲ですかね。
ですが下のハーフパンツをあえてリブのないスウェットパンツ▼や
7分丈のサルエルなんかにするだけで雰囲気が変わりますね。
女の子なら細身のジャージでパキッと決めるのも◎
さいごに
色々と提案してきましたが、ここで紹介したものをそのまま着るのもいいですが、組み合わせを変えてオリジナリティをだしてみても面白いかもしれません。
この記事が子供たちのために悩める大人たちの参考になってくれれば幸いです。
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